
再スタートの準備は、以前の経験と今の予定から
しばらく仕事を離れていた後に応募を考えると、以前の経験をどう話すか、今の生活でどの程度働けるかなど、確認したいことが増えます。過去と同じ働き方をすぐに再現しようとするより、現在の予定と条件を整理することから始めてみましょう。ブランクの長さだけで、自分にできることを判断する必要はありません。
この記事では、過去に経験した作業、現在の生活の予定、勤務を始める前に確認したいことを分けて整理します。以前は慣れていた業務でも、職場や使用する道具が変われば、進め方を確認する必要があります。「経験があること」と「今の方法を教わりたいこと」を両方伝えられるようにしておくと、面談で話しやすくなります。
開始時期や勤務できる時間は、今の状況に合わせて具体的に考えてください。通勤や準備の時間も含めて予定を書いてみると、相談したい条件が見えてきます。調整が必要なことは、確認の時期とともに未定と伝えても構いません。
過去の事情を必要以上に詳しく話すことより、これからどう働きたいかを説明することが大切です。募集要項と自分の希望を照らし、担当業務や仕事の覚え方について確認しましょう。説明を受けてから、無理なく始められる予定かを検討してください。
以前の経験を作業単位で思い出す
担当していた職種だけでなく、電話対応、入力、案内、連絡、確認などの作業を挙げます。いつ頃まで、どのような方法で行っていたかもメモしましょう。
以前の経験がそのまま使えると決めつけず、応募先ではどのように進めているかを聞く材料にします。使ったことのある道具や機器も、分かる範囲で整理してください。
昔の勤務先の一日を、出勤してから帰るまで順番に思い出してみてください。大きな仕事だけでなく、準備、記録、片付けなどにも経験があります。思い出せない部分を無理に補わず、自分の言葉で説明できる作業から書き出しましょう。
現在の勤務可能な範囲を確認する
曜日、開始できる時刻、帰宅したい時刻を実際の予定に合わせて書きます。勤務時間だけでなく、支度や通勤にかかる時間も考えてください。
今後調整できることと、当面は変えられないことを分けます。応募時には「この範囲で相談したい」と伝え、案内された条件と照らし合わせましょう。
現在の予定を確認する際は、以前働いていたときと同じ時間に動けるかを分けて考えます。通勤に使える時間や、曜日ごとに決まっている用事を書いてみましょう。過去の勤務経験と、今の勤務可能な範囲は別の情報として伝えます。
覚え直したいことを言葉にする
しばらく使っていない操作や、以前とは違う機器がある場合は、その点を伝えます。「全部忘れた」とまとめず、確認が必要な作業を具体的に挙げましょう。
最初にどの業務から担当するか、操作を確認する機会があるか、分からない場合の相談先はどこかを尋ねると、開始までの見通しを立てやすくなります。
操作を覚え直す必要があると感じたら、「以前は入力業務をしていましたが、現在の画面の使い方は教わりたいです」と具体的に話せます。苦手という一言で終わらせず、何の説明があれば取り組めそうかを考えておくと相談しやすくなります。
開始前の準備を小さく分ける
面談の日程確認、移動方法の確認、案内された持ち物の準備など、開始前にすることを分けて並べます。ひとつの大きな課題として考えるより、進んだことを確認しやすくなります。
準備に必要な期間は人によって異なります。仕事を始めたい時期を相談する際は、まだ確認できていないことも添えてください。
準備の一覧には、一度に全部を書くより、面談までにすることと開始日が決まってからすることを分けます。通勤経路を確認する、質問を三つ書くなど、小さな作業にすると進めやすくなります。未確定の段階で必要以上の買い物をしないことも大切です。
面談では今後の希望を具体的に話す
過去の経歴を説明した後は、現在対応できる業務や勤務時間、これから覚えたいことを伝えます。説明が長くなる場合は、希望職種に関わる経験から話しましょう。
担当業務や条件について案内を受けたら、自分の予定との違いを確認します。分からない点を残さず、次に何を準備するかを整理して面談を終えてください。
ブランクの期間について聞かれた場合は、質問に必要な範囲を説明し、その後に今後の勤務希望を伝えます。私生活のすべてを詳しく話そうとする必要はありません。現在できることと準備したいことを整理し、勤務条件の相談につなげましょう。